身体姿勢とユーザーインターフェイス « 市場のお手入れ

“ごく小さな動作だとはいえ、機器を操作するというのもやはり作業です。作業と身体姿勢の関係はデザインを考える上では切っても切れない深いつながりがあることにもう一度焦点を当ててみたかったからです。 いわゆるGUIの話とは別ですが、食事をする際のインターフェイスである、食器や箸、フォーク&ナイフ、テーブルや椅子の高さなどの組み合わせも、それぞれの国の文化における身体姿勢によって異なるということを考えてみてもおもしろいでしょう。 西洋ではフォークとナイフで食事をするために食器を手で持ち上げることはありませんが、箸を使う日本では食器を手にもって食べます。手に持ちやすいよう、茶碗や汁器などは手のひらになじむ丸みを帯びた形、大きさになっている。同じ箸を使う東洋のなかでも、テーブルに肘をついて食べる中国と、肘をつかない日本では、テーブルの卓面と椅子の座面の高さの関係が異なります。”

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